完遂!二つの富士山~月刊「CARRRV」37号。
先週の平日はしごキャンプをご案内しております、
私さんたなのわがままキャンプ雑誌の月刊「CARRRV」37号。
そろそろエンディングが近づいてまいりました…。
念願の夜景を見て、期待して床ならぬコットについた私。
翌朝の起床は午前五時のちょっと前でありました…。
もう雨音はしません。静かな朝でした…。
お見事。
昨年は嫌われ、お目に掛かれなかった富士山が、
目の前に…。
夜景と富士山。
一年越しの野田山ミッション、ここに完遂。
して、さんたな初のはしごキャンプも、
なんとか、これにて本懐を遂げられました。
さてこの二日目からの野田山、
私はソロキャンで来たのですが、実は独りで過ごしていたわけではありませんでした。
現地到着後、まだオクタゴンを設営し終わらない頃、
ふらふらとこちらに近づいてくる方が…。
「あれっ一人?なんて名前なの…いや、下の名前…?」
「んじゃぁ、け○ちゃんだ。俺たかちゃん、ヨロシク!」
その彼の肩越しに東屋を見るとテントが二つ。そのうちの一つの主でした。
右手に酒、左手にギター。
震える手も包丁やフライパンを持つと、なぜかピタリと止まる、
地元蒲原のギター侍のたかちゃん。御歳45歳。
そしてあと二人。
もう一つのテント…。
M大四年の二人組、かずちゃん&かんちゃん。
最近初めてテントを買い、電車と脚での数泊の小旅行。
無料キャンプ場を探し野田山は富士川駅から、なんと徒歩で来たとのこと。
初キャンプが野田山、して徒歩で登ってきたというキャンプデビュー。
かなりのツワモノ。末恐ろしい若者でありました。
前夜の夜景は、彼ら二人と談笑しながらでした。
聞けば、また徒歩で下山し電車で帰るとのこと。
かんちゃんの家が、私と同じ市区と聞き、
私の車で家まで送っていくのと撤収を手伝ってくれるとの相互契約を…。
帰路の車中、普段では殆ど付き合いのない世代の二人でしたが、
関西出身のかずちゃんの話術に時が経つのも忘れるくらい…。
そんな、貴重なそして楽しいひと時でありました…。
そうそう、二人を降ろして帰宅後…。
実は車中で二人から一通の封筒を渡されていました。
帰ってから開けてくれと言われて渡されていました。
見ず知らずのこんなオヤジと会えてよかったと…。
また私とキャンプをしたいと…。
今度は焚き火を囲み、炎を見つめながら語り合いたいと…。
「CARRRV」…、今号はこれにて。
あなたにおススメの記事
関連記事