「愛は年収!」

さんたな

2010年10月25日 23:54


『今夜は…、たった一人の人に…、巡り逢ったような気がする…。』


適度にアルコールが入った後に、

美貌誉れ高き現役スッチーに、ジッと見つめられながら…、
こんなコト言われたら…。

アナタならどうしますか…?

そう、たとえ熱~いコーヒーを手にこぼされて、火傷をしても…。


また、唐突にやっちゃいます!

「私…、昔のドラマ大好きです!」…、
第一回に続きまして、奇跡的に第二回を迎えました!



月9を語るにコレは外せません…、





「やまとなでしこ」(2000年 フジTV)

では…、
お付き合いいただけますでしょうか…?


はっきり言って、私…、いわゆる月9のドラマって好きじゃありません…。
ほとんど観たことありません…。

フジテレビのドラマとTBSのドラマ…、断然TBS派デス!

なのにコレだけ…、
この「やまとなでしこ」だけは別デス!

とは言うものの…、

私…、このドラマ…、
数年前の再放送で初めて観たクチでして…。それも途中から…。

でも…、ハマりました!ど真ん中のツボにハマっちゃいました…。

よくあるハッピーエンドのラブストーリー…、
確かにそうなんですが、なんか違う…。


ええっ~い!見ればわかります!





途中から観た不完全燃焼の私…、嫁さんにお金を借りてDVD BOX買っちゃいました…。
それもレンタルで完全制覇した後に飽きもせずに…。

何がオモシロイって、このドラマ…、だってコメディーですから…。

此処彼処に散りばめられた、ウィットに富んだ印象深い台詞の数々…、

アドリブ連発の役者揃いのキャスト…、

そしてキャラクターとストーリーを一層際立たせる名台詞…!

「借金まみれのハンサム男と、裕福なブタ男。どっちが結婚して幸せにしてくれますか?」

とにかくヒロイン神野桜子(松嶋菜々子)の非常にわかりやすく型破りな
「心よりお金が大事!」主義(イズム)は見ていて気持もよく。
「合コンの女王」の名にふさわしく、その美貌を武器に金持ちの男をゲットしようと夜毎合コンへ。

男たちのどこをチェックするかというと、時計のブランドや車のキー(車種の確認のため)。

そこからどれくらいの資産(年収・遺産・不動産)を持っているか、
桜子は頭のコンピューターではじきだすんです。

そしてさりげなく隣に座り、ドリンク類(熱いものがよし)をわざとこぼして相手に火傷をさせ、
それを口実に次へのデートにつなげていく…。

そして桜子のキメセリフが、

「今夜はたった一人の人にめぐり逢えた様な気がする」

桜子の設定はまだまだおもしろく、
婚約者であり大病院の御曹司・東十条司(東幹久)には
一等地に建つマンションに暮らしているとウソをついているが、実はオンボロアパートに住んでたり…、

職業はスッチーにもかかわらず、給料のほとんどを合コンの戦闘服である洋服代につぎこみ、
桜子は毎日カップラーメンをすすり、台所の蛍光灯がバチバチ点滅してても、

「生活に支障ないから」と取り替えないし(これが原因で火事になるし)、床は穴だらけ…。

「マンションで男が釣れる?洋服が最大にして最良の武器なの」

というポリシーのもと、大好きな洋服に囲まれて寝ている。

そんな桜子の前に現れたのが、
数学者を目指しマサチューセッツ工科大学に留学するが、挫折して帰国…、
父の死後、実家の魚屋さんを継いでいる、心優しく実直な青年の中原欧介(堤真一)。

お金には替えられない大切なものを知っている欧介に、
最初は「貧乏だから」と相手にしていなかった桜子だが、次第に…。

なんて、簡単ですがこんなストーリーでして…。

DVD BOXを買って以来…、年に3~4回、定期的にぶっ通しで見てます、今でも…。

でも…、飽きません…!
台詞を暗記するくらい何回観ても…、飽きません…!

因みに、このドラマに出てくる魚屋の「魚春」って代官山の設定ですが、
実際の建物は文京区にありまして…。
私の職場からも遠くなく…。ちょっとロケ地巡りしたりして…。

いまとなっては矢田亜希子と押尾某の貴重な共演も…。

因みに、ぶっ通し鑑賞…、
数え切れない回数ですが、その半数近くは次男のM也も一緒です。

以来、 M也のカラオケの十八番は…、

MISIAの「Everything」になりました…。

あなたにおススメの記事
関連記事