初・道志の森 第3日目

さんたな

2009年11月20日 23:59

清々しい三日目の朝を迎えたこの日の朝食はパンとシチュー。
程よく寝かされて旨みを増したシチュー、
私はこの残り物の全処理にすすんで立候補しました(当然です)。

食後は、撤収前に松っつぁんと今日の予定を相談。
最終日は釣りがメインイベントに決定し、段取りよく片付けに。

段取りよく…とは言ったものの、そうでなかった事が一つ。
あれっ、このテント、どんなんなって専用バッグに入ってたんだっけ?
結局、見かねた松っつぁんの奥様に手伝ってもらいながら、なんとか収めることが出来ました。

大の字師匠、次に開けた瞬間にテント貸したこと後悔しないかなぁ、
二度と貸してくれないとか…。

いや、次のキャンプはマイテントのはず。

いや、絶対マイテントだし。

すでに私の頭の中には、「我が家のテントで家族全員、再びこの地に戻ってくる!計画」が富士山のごとくそびえ立っていましたから。

お昼近くには撤収も完了し、ナビで釣り場を探し、二つの候補から何となくすいていそうな方を選び、
道志の森キャンプ場をあとにしました。

キャンプ場から2キロ程西に向かった所に目的の看板が。
でも、駐車場らしき広場には車はゼロ。人の気配がありません。
母屋を覗くと、いました人が。し~ずかに。
食堂らしき所で、フツーにお昼ご飯を食べているようです。

やっぱホントに儲からずにやめてしまった釣り場じゃぁ?

あ~ぁ、お客さん?

廃業してません、ちゃんと営業していました!

初めは、どうなる事かと思いましたが、見方を変えれば私達の貸切状態!
魚達も腹を空かせていたようで、まさに入れ食いの釣れようです。


魚が焼けるのを待つ間、
聞けば昨日の昼時は何十人もの客で魚を焼くのも追いつかなっかたくらいだったとか。

魚が程よく焼けた頃になると、ほれ、これでも食べながら…と、
おかみさんから、キュウリやナスの浅漬け&さやえんどうのサービス。

貸切万歳!

私達は釣りの成果と一緒に頬張りまくりました。

帰りにも、目の前にある畑から新鮮なおみやげも頂き、満たされた気分で帰路に。

途中、紅椿の湯に寄って今回のキャンプの余韻に浸り、夕方には無事自宅に帰還。

満足感・それ故の寂しさ・そしてまた早く…と言うワクワク感。
私の心の中の富士山は地殻変動を起こし、エベレストよりも高くなっちゃいました。


松っつぁん、私はあなたの家のある方向に足を向けて寝られません。
そして洗脳だなんて言って失礼しました…outdoor_dadさん!


あなたにおススメの記事
関連記事